あなたの期待を押し付けないで。うまく人にお願いするコツ
うー苦しい。
いくら仕事でも人を変えようとするのはやめてくれ!
昨日のエントリに続きまして、この件を研究します。
はじめての選択理論 P.29、30
外的コントロール心理学
…略…
「人を自分の期待通りにコントロールしようとする考え方」です。
…略…
私たちの多くはこの<外的コントロール>の考え方を知らず知らずのうちに身につけています。
…略…
私たちは自分のことを変えよう、思い通りにコントロールしようと近づいてくる人とは、仲良くすることができません。
はい、そんな相手と対話する時の心構え(相手の話を聞くときの心構え)ですね。
それはこれが良いのではないかと思います。
相手が自分に言うことに対して、私がどんな行動を取ろうと自由だ!と言うものです。
はじめての選択理論 P.32
「自分が相手にしたり言ったりすることは、数ある情報のひとつに過ぎず、それに対して、どんな行動や態度を選択するのかは相手次第である」と考えます。
…略…
こう考えると、自分は他者からコントロールされているわけではないし、自分も相手を思うようにコントロールすることはできない、といことになります。
今度は、相手に自分が言いたいときの心構えです。
はじめての選択理論P.43
私(相手)が○○すれば、必ず、相手(私)は○○になる」
これは、危険な考え方というのを覚えておくべきでしょう。
例えば、上司の命令だから聞くのが当たり前。
仕事だから言えばやるのが当たり前。
そんな風に思ってないでしょうか?
これは私の話なのですが…
私は日頃から、お願いするときは疑問文にしてます。
「△△していただいてもいいですか?」
内容的には、質問ではありますが、仕事でこれを言うと文脈としては命令文の意味にはなります。
でも、こう聞かれると、もし相手が忙しければ「ちょっと無理です」とかいいやすいかなと思いまして。
自分が外的コントロール人にならないために。
はじめての選択理論P.70
関係をよくする習慣6 信頼する
必要なことを伝えた後は、思い切って信頼したら本当に関係は良くなると思います。
任したよ!
と思われることは、それだけでも、気分が良くなると思います。
これは、心理学の本でも言われています。
ほんまでっかTVにもたしか出てた心理学の先生の本です。
「ココロのため息」がスーッとなくなる本 [ 植木理恵 ] P.140
「充実」をメンタル・ギブする言葉3
「ここはキミにおまかせ!責任は私がとる」
「ココロのため息」がスーッとなくなる本 [ 植木理恵 ]P.145
その際、単なるおまかせではなく、「私が責任をとるから」という後押しの言葉も大事です。
メンタル・ギブをする人は、お母さんのように、常に「探求者の安全地帯」を担ってあげることがポイント
もう、いっそのこと、人にお願いする時は、
「△△していただいてもいいですか?」
↓
「△△は失敗してもいいから全部任せた!」
でどうでしょう?
人に任せてしまえば、相手に自由度を与えた命令になるってことです。
※もちろん、使えない場面も多々あるとは思いますが。
これこそが、仕事というやらねばならないシチュエーションにおいて、関係が悪化しないお願いの仕方(特に上司から部下の)になるのではないでしょうか?