モテに関する真理の扉が開く。モテ道を行け!! レビュー
本日のレビューは、モテ道を行け!です。
著者の伊東先生を、私は結構好きなのですが、
心理学に基づいている事柄をコミカルに描かれています。
直接のモテテクニックを書いた本ではない
グッドウィル博士の本「モテの定理 [ ぐっどうぃる博士 ]」等とは違い、直接的にモテるためのことはあまり書いてないです。
しかし、その分、目から鱗の内容があります。
例えば、なぜ好みのコに出会えないのか?
なぜ、好みの男子・女子に出会えないのか?
皆さんは嘆いたことはないでしょうか?
街を見れば、あの子も可愛い、この子も可愛い。
なんかそう思うことがたびたびあります。
しかし、実際にそんな可愛いなと思う人に自分の生活圏内で出会うことは稀です。
いや、実際はどうか知りませんが、稀な気がします。
確かめる実験
本書では実際に100人の通りすがりの人に対して点数を付けてみるという実験を行いました。
それによると、
モテ道を行け!! [ 伊東明 ]P16、18
実験!なんで「好みのコ」に出会えないの!?その1
…略…
この結果をもって言えること。「町中にはそれほどかわいいコや好みのコはいない」。「100人いてこの数なのだから、合コンや身近な友人関係では滅多に出会えなくて当たり前」なのである。
なんと悲しい結果か。…いや、そんなことはないはずだ!
なんでそう思ってしまうか
じゃあなんで街中にはかわいいコが多くかんじるのか。
それは心理学的には
モテ道を行け!! [ 伊東明 ] P.22 要約
- 投影
街ですれ違うのはほんの数秒なので、
相手の内面や外見を深いレベルまで 吟味できる余裕がない。
その分、自分の理想を相手に投影してしまう。- 選択的注視
人間は見たいものをみるので、自然に美人を選んでしまっている。
のせいだという。
これは、他の事にも言えるのではないでしょうか。
他人が羨ましい
例えば、友達が幸せそうで羨ましく感じる性格が苦しい。
それは、
- 友達の人生を深く吟味しているわけではないので、自分の理想を投影してしまっている。
- 無意識に自分にとって羨ましく思えそうな人とばかり交流してしまっている
とか。
心理学ということで信頼がおける
心理学の知識なので他のことにも応用が利かせられる上、
やはり「真理」を述べてる気がします。
自分にも役立つし、人にも理論だててアドバイスしやすい
この本のこの部分を知っていれば、
タイプに出会えなくて嘆いている人がいても、
「大丈夫。元々そんなもんだ。
何?世の中には美女と付き合ってるカップルを多く見かける!?
それは、君がそういう美女ばかり選択して見ているからだ。」
と冷静にアドバイスできること請合いです。
(自分にとってもいい知識になること間違いないでしょう。)
このように、いきなり「モテる」ための本ではないですが、良いこといっぱい書いてあると思えました。
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