人をやる気にさせる秘訣 説得とヤル気の科学 レビュー
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ちょっと期待とは外れてしまいました。
それぞれの、その気にさせるための法則は、確かにそうかもしれないのですが、日常生活への応用が難しそうなものばかりです。
まだ、一度読んだだけなので、何度か読んでみて、もっと理解力を高めたりすることが必要かと感じます。
私が好きかなと感じた部分を記載してみます。
説得とヤル気の科学 [ スーザン・ワインチェンク ]P.128
人間は何であれ希少価値のありそうなものを手に入れる機会を逃したくないのです。
営業なんかで売る時は、あまり「簡単に」手に入る様に見せない方がいいかもとも思います。
一方で、そんなに手間ひまかかるのなら面倒かなとも思う自分もいます。
要するに「今なら手に入るけど、普段は無理だよ」みたいなニュアンスをだすことでしょうか。
記述範囲は多岐にわたっております。
まさか、脳トレに活かせそうなこんな記述まであるとは思いませんでした。
説得とヤル気の科学 [ スーザン・ワインチェンク ] P.188
短期記憶の内容は集中していないと失われてしまうのです。これは短期記憶が集中する能力と深く結びついているからです。
ということは、鬼トレは、どちらかというと、くり返すという量よりも、とにかく集中するんだーという意識(質)の方が大事なのではないかとも感じました。
これが、ヤル気にどうつながって出てきた話なのかって?
商品等を買ってもらいたくて覚えてもらいたければ、ストレスのない状態(集中しやすい状態)を作って、短期記憶をさせることをまずしないといけない
というような話ででてきたわけです。
いずれにせよ、良い本だとは思う反面、このように記述範囲が結構広く感じます。
一読しただけではまとまりきれず、今後自分でまとめをしていかないと活用させるのは難しいかなと感じる本書でした。