人を説得するベストな方法の考察(4) 作戦 動詞より名詞
本日も考察を続けましょう。
使えそうな作戦を検討して行きたいと思います。
まずはこちら。
説得とヤル気の科学 [ スーザン・ワインチェンク ] P.14
ストラテジー2
人を動かしたいときには、動詞ではなく名刺を使って集団への帰属意識をかき立てる
これは、相手に左右されないでとりあえず使っておいて損はなさそうです。
しかも、このテクニックは、直接の交渉のときにいうのではなくて、それまでの会話で使って、おくのが重要と思われます。
雑談的な感じで野球の話がでたら、
「私も野球が好きなんです!」より
「私も野球人なんです!」
多分、このテクニックの大事な所は、あなたと私の共通点は多いんですよ!
という時に名詞で言った方がより聞くということでしょう。
「私もパズドラやってます」
「私もパズドラ大好き人間なんです!」
「ラーメン食べるのうまいっすよね」
「ラーメンマンと呼んでください!」
→これはちょっと微妙か。
「ラジオ良く聞くんです」
「私もラジオリスナーの一人です。」
とりあえず、同じ集団だよととにかくアピールしてみることを考えてみようかと思いました。
つまり、帰属意識に訴える系の作戦は、1匹狼を好むような人にはあまり効かないかもしれないのではと感じました。
→相手の人となりをチェックする時は
「一人でいるのが好きな人」か「皆といるのが好きな人か」
をチェックするのも良いのではないかと感じました。