お客様のココロをつかんで離さない NLP 営業心理術 レビュー
本のレビューです。
最近は、営業系の本を良く読みます。
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どういう戦略でいけばより購入してもらえるのか、ということを気にしだしました。
この本の特徴は何といってもNLPを使っていることでしょう。
NLPは簡単に言っちゃうと、心理学等の研究結果のいいとこ取りした学問(?)といった感じです。
要約すると
クタクタなりに要約するなら
「購入の心理として、人はその商品のメリット、デメリットだけをみて購入している訳ではない。
必要性+感情で購入している。
感情面をどうにかして打破するために、心理的な技をうまく使いましょう」
ということかと思う。
意外に、認識してるのだけども、忘れてしまうのが下記に記すこれ。
今後、意識して使って行こうと思う。
リフレクティングプラスワン話法
お客様のココロをつかんで離さないNLP営業心理術 [ 菅谷新吾 ] 第5章 お客様のココロを離さない その4より(kindle版のためページ数不明)
これはお客様の言葉をいったん繰り返し(リフレクティング)、ひとつ新しい情報を 付け加える(プラスワン)話法です。
…略…
さらにプラスワンの情報を質問型にすると、よりいっそう会話はスムーズになります。
要するにおうむ返しをして、それに一つ情報を加えると言う物です。
おうむ返しは、ついつい忘れがちなテクニックの一つです。
改めて大事だと感じました。
仲のいい友人には効き目抜群でした。
やっぱり知らない人相手だと、そうそううまく行く感じではなかったですが、ある意味、そういう人は元々あんまり喋らないんだろうな と、人による「違い」を実感できる技としていいんじゃないでしょうか。
この人はおうむ返ししたら凄く返してくれた→しゃべり好きなんだ!
あれ、返してくれないぞ→打ち解けるまで喋らない系かもしれない!
とか。
最後に
本書は、非常に全体的に筋が通った感じの読んでて納得いく王道の本みたいな印象でした。
王道だけに、即効性のあるテクニックみたいなのはなかったですが、読んだことは価値あることだと感じます。