人を説得するるベストな方法の考察(2) 対象者を知る
本日も下記の考察の続きです。
説得とヤル気の科学 ―最新心理学研究が解き明かす「その気にさせる」メカニズム
先日あげたこちら
説得とヤル気の科学 [ スーザン・ワインチェンク ] P212
●対象となる状況に特に有効な動因を見極める
つまり、
(1)どの駒が相手に一番有効に効くのか?
→相手はどんな人なのか?
こちらをケーススタディーの章(第9章)から全体的にまとめていき検討します。
相手はどんな人なのかを3つの観点で見てみる
(1)相手が語る自分の人となりから判断する
これは聞いてみるしかなさそうです。私は良く、●●さんは、積極的な方ですか?とか聞いてみます。相手のこれまでの行動とは関係なく、新しいことを受け容れる器をもっているのか、難しそうかなどが判別できそうです。「人となりを聴く質問をする」ことが大事だと思われます。
(2)相手の立場から考える
リーダーは積極的に話しかけるかも知れないが、一般スタッフはそうじゃないかもしれない。社会的立場を確認してみて、どういう立場なのかで変わりそうです。
お金もってそうな人か、そうでないかとかもある意味立場として扱って良い要素かも知れません。
(3)相手のストーリー(歴史)を聞き出す
これまでゲームをたくさんやってきて、シュミレーションゲームが好きなんです!とかわかると、その人には、シュミレーションゲームを勧めたらやってくれるかもです。
どういう人かという観点ではなく、どういうことをやってきた人かという観点でも質問してみると良いかもです。
習慣とか聞いてみたり確認したりとか。
ざっとみた感じは、この3つでした。
とりあえずは、あまり多すぎても大変なので、相手の話を聞いたり観察したりするときは、この観点でやってみようかと思います。
追記
帰属意識が効きそうな人かどうかの判定
→相手の人となりをチェックする時は
「一人でいるのが好きな人」か「皆といるのが好きな人か」をチェックする