今日のふと思う:働くことの理由は、「生活の糧を得るため」だけではない
Yahooニュースにて気になる記事を読んだ。
どうやら、他国に比べて、やりがいを感じている人は少ないようだ。
<仕事のやりがい>日本が世界最下位に リンクトイン調査 (毎日新聞) - Yahoo!ニュース
日本では、「現職にやりがいを感じているか」という設問に「同意する」と答えた人の割合は77%で、今回の調査の対象国・地域の中では最も低かった。また、「同意しない」と答えた人は10%で、最も割合が高かった。
やりがいって何だろう?
お金と感情と意思決定の白熱教室 第六回私たちは何のために働くのか?~仕事のモチベーションを高める方法~ レビューより
やりがいがなかったらどうだろう?
- 山の頂上が閉鎖されていたら上るだろうか?
→前進し続けていることと、達成可能だと思えることが大事
意味を持っているということかもしれない
幸福学 白熱教室 第2回 仕事を天職にする方法 レビュー より
目の前の仕事ではなく、自分が何をやっているのかを考えるのが大事だと言います。
・自分はただレンガを積み上げているのか
・レンガを積み上げて大聖堂を作ろうとしているのか
・大聖堂を作って人を幸せにしようとしているのか
捉え方によってやりがいが変わります。
同じことでも自分と他人ではどう思うかは変わる。
自分が意味を持っていると思えるとそれはやりがいのようだ
お金と感情と意思決定の白熱教室 第六回私たちは何のために働くのか?~仕事のモチベーションを高める方法~ レビューより
モチベーション実験2:認知・無視・シュレッダー
ちょっとした作業をしてもらうが、その結果を検査監視員が
- チェックする(認知)
- チェックしない(無視)
- チェックしないですぐに破棄する(シュレッダー)
の3パターンで行った。
結果、いずれも同じ報酬をもらう設定だったが、シュレッダーのパターンが一番早くやる気を失った。
また無視のパターンでも、ほぼシュレッダーに近い結果となった。
このことより、認知をしないということは、シュレッダーにかけているのとかわらないと言える。
しかし、自分一人で生きてる訳ではないから、このように、それを他人がどう捉えているかというのも非常に影響してしまうようだ。
働く理由 [ 戸田 智弘 ] P.189
人はなぜ働くのか?一番の理由は生活の糧を得るためだ。しかし、それ以外にも理由はあるはずだ。
もし働くことの意味が「生活の糧を得るため」だけだったなら、ビル・ゲイツ(マイクロソフト社の創業者)やタイガー・ウッズ(プロゴルファー)はもう仕事をしないだろう。なのに、彼らはまだ仕事をしている。
…略…
つまり、働くことの理由は、「生活の糧を得るため」だけではないのだ。
では「生活の糧を得るため」意外の働く理由とはなんだろうか?
そういう意味では、
ビルゲイツなんか、自分が「凄い意味ある」と思って作ったものが他人にも「意味ある」と言われているようなわけだから(ウインドウズが売れたってのはそういうことでしょ?)、そりゃー、お金じゃなくてもまた働きたくもなるわ。
漫画家とかもきっとそうだ。自分が面白いだろうと思って書いた物が他人が面白いと買ってくれればやりがいもあるさ。
ということはこんな表が成り立つのか?
1番は今 説明した例。
2番は収入が伴わないので、趣味に成らざるを得ないという意味
3番は例えば介護の仕事とかこのカテゴリに来やすいかも。
(人により、意味あると思えれば1になるけど、キツさと見返りを考えるとこうなりやすいのかもと思って)。
原発の作業員とかもここに気やすいかも。
4番は誰もやらないよね。
とか一人でふと思った。。。