成功が約束される 選択の法則 レビュー
タイトル:成功が約束される 選択の法則 ー必ず結果が出る今を選ぶ5つの仕組みー
著者:ショーン・エイカー
本日のレビューはコチラです!
きっかけ
書店で見て、購入!!
あの、ポジティブ心理学のショーン・エイカーの最新作だったので、ほぼ衝動買いです。
私は
ショーン・エイカー 「幸福と成功の意外な関係」 | Talk Video | TED.com
こちらの動画で既にその素晴らしさを感じていました。
良いっすよ!
まず、結論から言っちゃうと、非常に良いです。
ただ、当初は
「AとBでどっちにしよっかなー」と悩んでいる人に良い本
なのかと思ってましたが、そうじゃなかったのです。
そういう要素もこの本の知見を使えば、引き出せなくはないですが、どちらかというと、
「AとBでどっちにしよっかなー。Aはリスクが高いし失敗したら嫌だなー、Bは現状維持で幸せになるか微妙だし…」
という時に、
いや、待てよ!
と一言ショーン・エイカーは(多分)もの申す訳です。
「Aは失敗するリスクが高い?いや、その前に成功する可能性をもっと考えようぜ!
お前は、C大学でてるだろ?C大学での人の就職率を考えてみろよ!新規事業のAを始めたとしても、95%のC大学卒業生は成功してるってデータがでてるぜぃ?
10年管理職で頑張ってただろう?その経験があれば失敗より成功の方が可能性高くないか?…よし、そうだ!それじゃあ、具体的に行動するための作戦を練ろうぜ!」
とこんな感じです。
こういう発想ができる能力を「ポジティブ才能」と表現しています。
ただ、普通の「プラス思考」とは異なり「事実でない」ことは決して考えません。
ポジティブシンキングってありきたりじゃない?
本文中では、「シートベルトをしない人」がいて理由を聞いたら「俺って楽観主義だから」と言った相手にショーンさんは危険を感じた。
いや、私も危険を感じる。
彼は楽観主義というより、「事実に基づいた現実を見ていない」狂気の沙汰ということなのだ。
「願望と妄想に基づいた現実を見ている」ということらしい。
要するに
本書ではポジティブに事実を解釈する能力「ポジティブ才能」をいかにして身に付けて行くかが書かれています。
前著「幸福優位7つの法則」では
幸福が(仕事などの)成功に先立って必要だと述べているらしいのです。
正しい考え方
(1)幸福になる
↓
(2)成功する
これは間違った考え方
×(1)成功する
↓
×(2)幸福になる
本書では、さらにその前に、このポジティブ才能があるとより良いということを述べています。
なぜなら、ある事実に対して、悲観的にしか捉えられなかったら幸せも感じづらいじゃんということだからです。
(1)ポジティブに捉える
↓
(2)幸福になる
↓
(3)成功する
ということで
非常に面白かったので、今日一日かけてがっつり読めました。
結構ボリュームはありましたので、お腹いっぱいです。
満足満足。
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2014.6.29 出版社からお褒めの言葉頂きました ( ^ ^ )
@Im_Kuta_Kuta 弊社新刊『選択の法則』のレビューありがとうございます!しかも大変お褒め頂き、大感謝です。ありがとうございます!
— 徳間書店 一般書籍編集部 (@tokumaippan) 2014, 6月 29