やってのける レビュー(4) 第三章
レビューの続きです。
<<クタクタなりのまとめ>>
第三章 己をしる
本章では2タイプの目標のタイプによる違いを理解します。
- 証明型
- 習得型
証明型
・成績を上げて認められたい と考える目標です。
(例)美人(イケメン)を彼女にすれば、友人に自慢できる!
・白黒はっきりする考えがある。
(例)美人(イケメン)じゃなければ意味がない!
・具体的目標なため、高いパフォーマンスを発揮しやすい
(例)美人(イケメン)を見つけたから頑張って声かけてみよう
・目標非達成時に落ち込みやすい
(例)ナンパ失敗時にものすごく落ち込む
習得型
・よりよい存在になりたい と考える目標
(例)彼女(彼氏)をつくれば人間として成長できる(ので作る)
・白黒はっきりはしてない
(例)美人(イケメン)でなくとも、成長できればOK
・目標非達成時に落ち込みづらい
(例)今回はナンパがうまくいかなかったけど、そこから学べる
こともあった。次に生かそう!
タイプの善し悪し
どちらのタイプが良いのかは状況によります。
証明型:価値の高い報酬があるときにモチベーションがあがる
(例)TOIEC900点とれたら100万円あげる
英語に興味がなくとも、お金がほしい人はがんばれる
習得型:難しい課題のときに粘り強くあきらめない
(例)TOEIC900点を取る。いきなり取れなくとも成長が感じられればコツコツと
やっていける
報酬は関係ないし、報酬が上がってもモチベーションはさほど変わらない
良い人生を過ごすには
良い時間を過ごすには、ゴールにたどり着くだけでなくその過程を楽しむことが
大切である。
ではどうすれば楽しめるか?
目標を習得型の目標にするとよいのです。
例)
証明型:仕事で必要だから勉強する
習得型:これ勉強したら楽々こなせるようになって楽しそうだからやる
所感
この章では、習得型の目標の良さを多く紹介していました。
例えば、仕事を選ぶとき、どうしても「もらえる給与」に目が行って選んでしまう。
しかし、時給900円と1000円だとすると、あまりかわらないが、900円と2000円だったらやる気がものすごく違うかもしれない。
つまり、結構良いと思える報酬でないとやる気がでないのではないか。
しかし、それを「がんばってやって自分がどう成長できるのか」とかに目を向けたものにすれば、過程も楽しめるってもんなのかもしれない。時給800円だけど、これ学んで行くの楽しいんです。みたいな。
とすると、大前提として、決定論者ではなく、成長論者だという意識で生きていた方が物事楽しめるのかもしれない。
「50過ぎてから大学行ってももう頭はよくならないよ」
↓
「50過ぎてからでも人は成長できる!大学楽しんできます!」
みたいな。
<シリーズ>=======================================
やってのける レビュー(2)イントロダクションと第一章 良い目標設定の仕方
やってのける レビュー(3) 第二章 信念と環境が目標へ与える影響
やってのける レビュー(4) 第三章 目標のタイプ:証明型・習得型
やってのける レビュー(5)第四章 目標のタイプ:獲得型・防御型
やってのける レビュー(6)第五章 幸福感を得られる目標
やってのける レビュー(7)第六章 目標のタイプの使い方、実例
やってのける レビュー(8)第七章 他人にやる気を出させるには?
やってのける レビュー(10) 第九章 シンプルな計画を作る
やってのける レビュー(11) 第十章 自制心を日増しに伸ばす(自制心の鍛え方)
やってのける レビュー(12) 第十一章 現実を見よ(ポジティブ思考と目標の関係)
やってのける レビュー(13) 第十二章 諦めるとき・粘るとき(目標の諦め方、粘り方)
やってのける レビュー(14) 第13章 フィードバックの魔法(正しいほめ方)
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