映画 Happy -しあわせを探すあなたへ- レビュー
タイトル:Happy -しあわせを探すあなたへ-
前々から見たいと思っていた本作。
ついにみれました。
ネタバレ(?)含むので、自分で全部見たい人は読まないでください。
概要
世界の幸せを感じる人々にインタビュー。
どうして、幸せを感じているのかを紐解いて行く。
科学的なアプローチも多く、例えば脳内物質が分泌されるからだとかそんな説明もある。
クタクタなりのまとめ
<幸せになるためには以下の事に気をつけるべし>と映画では言いたかったんだと思う。
変化を入れる事
変化は人生のスパイスと言っていた。たしかにそうだと思う。個人的経験からは、大きすぎる変化は駄目で、少しの変化が良いのだと思う。大きすぎると逆にストレスになるけど、毎日同じだと飽きる。そういう事だと思えた。
余裕を作る
「過労死」と言った言葉があるように、余裕がないとやることで充実(?)していても、逆につらい。「毎日寝る前に借金返さなきゃとか考えるような毎日は嫌」とか言ってた人もいたので、金銭的にも余裕はなきゃいけない。
それ自体が楽しい事を見つける or 意味があると感じることを見つける
劇中では「フロー体験」と呼んでいた。確かにそうなんだけど、それを見つけるのに人生使っちゃう人もいるかもね と思えた。だから、「これだ!」と思える物を見つけられた人は運がよいというか、幸せなやつだなといつも私は思う。
良い人間関係を築く
- 劇中では共同生活の暮らしぶりを通して、人間関係の大事さを伝えていた。辛い時は助けてくれる。「自分にあるもの(技術とか色々な意味でね。)を与えて、ない物は人から助けてもらう」という意味。
- もう一つは「他人を助ける・一緒に行動する」のが楽しいというもの。一人はつまらないよね。確かに。「家に戻ると家族や友人に囲まれるので幸せです。」理想だよな〜。
もっともだと思うけど・・・友達だと思ってた人が疎遠になったりとか、色々経験すると、これもまた一筋縄ではいかない問題だなとは思った。
まとめのまとめ
「人間関係・余裕を作る・それ自体が楽しい事」この3点については、それを達成すること自体がなかなか難しいというか、一筋縄ではいかない物だと思う。確かに達成できた時に幸せが待っているというのは同意できるけど。
今時の感じでどう難しいかが言えば、こんな感じだろうか。
やりたい仕事がない=それ自体が楽しい事がみつからない
学校でいじめられる=人間関係が悪い
余裕がない=給料が安い(から豊かなはずの日本でむしろ激務をしてしまう?)
なので、一定程度の成功を収めている人が、
「でも俺不幸なんだけど、どうすれば良いの?」と考える時のヒントにはなりうると思う。(例えば、金銭的収入を”これ以上”追求しても何も変わってはこない とかそういう気づきに至かもしれない)
でも、「そもそも毎日生きるのに余裕がないのです。貧しくても幸せになれるって本当ですか?」みたいな人にはあまりヒントにはならない映画なのではないか と思った。
まぁ、見ないよりは見た方が断然良いとは思うけども。
映画そのものはめっちゃ面白かったです。