やってのける レビュー(1) 概要と感想
タイトル:やってのける 意思力を使わずに自分を動かす
著者:ハイディ・グラント・ハルバーソン
本日はこちら!
非常に良書だと思う反面、内容が濃く、レビューを書きながら復習できればよいかなと思いまして、初のシリーズ物の記事とすることにしました。
初回は全体的な感想と概要です。
購入のきっかけ
またも本屋で立ち読み。
帯についてた「努力できるのも才能?いえ、努力なんて、誰でもできます。」
に惹かれて購入。
概要
骨子は心理学者がその研究結果を根拠に「目標」の達成のためには
・何を注意すればよいのか?
(人間の自制心などをどう扱えばよいのか など)
・どういう目標にすればよいのか?
・逆に目標をあきらめる決断はどういう風に下すのか?
等を説明して行く本。
感想
非常に説得力もあり、面白く読めた。
文のパターン
文章の作りとしては、
1.説明 → 2.こんな実験で証明されてるよ
というようなパターンが多かった。
帯の表現
帯の「努力なんて誰でもできます。」は少し言い過ぎに感じたが、
うまく目標設定をして、無理なく、努力できるようにするにはどうするか?
というノリで読んでもらえると、しっくり来ると思う。
決断の自己啓発書としての一面もあり
目標を諦めるにはどうするか などについて書かれたところでは、仕事の転職などを検討する際にも参考になりそうな記述が多かったし、
良い目標設定のところでの、「目標を達成しても幸せになりやすいものとそうでないものがある」と言ったところからは、単に目標達成という側面だけじゃなく、幸福になるにはどうすればよいかという観点もあり、面白く読めた。
とりあえずまとめ
次回から、じっくり内容をレビューしていこうと思ってますが、
非常に納得できることが多く、良書だと感じました。
精神論だけになりがちな自己啓発系の本の中では実証したものが多く、内容を活かすも殺すも自分次第な気がします。
総合判定:★★★★★ (5点中)
<シリーズ>=======================================
やってのける レビュー(2)イントロダクションと第一章 良い目標設定の仕方
やってのける レビュー(3) 第二章 信念と環境が目標へ与える影響
やってのける レビュー(4) 第三章 目標のタイプ:証明型・習得型
やってのける レビュー(5)第四章 目標のタイプ:獲得型・防御型
やってのける レビュー(6)第五章 幸福感を得られる目標
やってのける レビュー(7)第六章 目標のタイプの使い方、実例
やってのける レビュー(8)第七章 他人にやる気を出させるには?
やってのける レビュー(10) 第九章 シンプルな計画を作る
やってのける レビュー(11) 第十章 自制心を日増しに伸ばす(自制心の鍛え方)
やってのける レビュー(12) 第十一章 現実を見よ(ポジティブ思考と目標の関係)
やってのける レビュー(13) 第十二章 諦めるとき・粘るとき(目標の諦め方、粘り方)
やってのける レビュー(14) 第13章 フィードバックの魔法(正しいほめ方)
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