various things review

色々な物(主に本)をレビューします。基本的に私が良い!と思った物をご紹介して、皆様のご購入等の参考にして頂ければと思ってます。

アジャストの基本が習得可能!初めて学ぶカイロプラクティックスキル レビュー

 医療系の本のレビューです


 

スキル・手技に特化した本

カイロプラクティックのスキルを身につけるヒントが欲しくて購入しました。

この本はカイロプラクティックのスキルに特化して記載されています。

したがって、カイロプラクティックを全然勉強してない人が読んでもさっぱりわからないとと思います。

カイロプラクティックを勉強していて手技に関して知りたいというときに、有益な本となると思います。

関節テンションに関する記述を期待したがあまりなかった

私としては、冒頭に記載のある「関節テンション」の感覚の認識とその作り方に興味をもって購入しました。

手技の「形」はある程度他の本などにも書いてあると思いますが「感覚」は書いてません。

しかし、残念ながらそんなに参考になる「関節テンション」の記述はありませんでした。

これなら、Youtube上でみかける塩川満章D.Cのこういった言葉の方がよっぽど良いです。

「動かない所までもってきて、そこでスラスト」

どんなものでも感覚が大事

どんなものでもそうだと思いますが、最終的には感覚になってしまいます。

上達のためには、感覚が大事です。

野球だってそうです。

ビデオでフォームチェックして、完璧なフォームに見えても「指のかかり具合」とか「肩への負担」とか、そういったものの方が重要でしょう。

一見、良いフォームに見えても球にキレがない直球では意味がないですし、それと同様、良いフォームでスラストできていても、関節の遊びが取れてる感覚がないでやってたらあまり意味がないと思います。

 

そういった部分が知りたかったのですが、あまりヒントになる記述はありませんでした。

(何もないとはいいません。少しはありました。)

コストパフォーマンスは良い

あとは、訳本なので、ちょいちょい日本語的に?ってところはありました。

ただ、全体的に考えると、

定価4500円でこのボリュームなら、OKかなという感じです。

一つ一つの解説自体は細かいですし、「フォーム」という意味で考えると必要十分に色々書いてあると思います。

カイロプラクティックハンドの作り方が書いてある本というのもなかなかないと思われます。

そういう意味では非常に良いと思いました。

欲を言えばもうちょっと手技の種類がたくさんあると嬉しかったです。