売れる営業マンになりたかったら相手を知れ!といわれてもなかなかできない人のための営業質問術 レビュー
本のレビューです。
最近はまりの営業系の本です。
★楽天★→売れる営業マンになりたかったら相手を知れ!」といわれ...
この本の特徴は
・NLP
・ストレスの少ない営業を目指す
この2点にあります。
要するに
・心理の力を用いて、相手に質問をかける
・質問をしていくことで、自ずと相手にその必要性をわかってもらう
という感じの道筋です。
そして、この本で画期的だなと思う所が
・必要性を感じてもらうには
(1)喜び
(2)不安
のどちらかを刺激するしかない
ということを指摘していることです。
どういうことかというと
人が購入する意欲を立てる時は結局その2点に感情が集約しているからということです。
私なりに考えてみます。
(1)ディズニーランドになぜ行くのか?
→喜びが得られるから
(2)雨振ったときに傘買うのはなぜか?
→濡れる不快感をさけたいと思うから
全てのことに必要性はありません。
なぜなら、ディズニーランドは別にいかなくても差し支えないし、
雨振って濡れたって、いいじゃん とも捉えることはできます。
ディズニーランドなら、(あくまで例をいうだけですよ)もしかしたら現実逃避したい、このままの生活じゃメンタルがやられてしまう、だから今週末はせめてメンタル回復に行かなくては!という必要性があるのかもしれません。
傘なら、雨振ってない時は当然いらないですが、振ってなくても、土砂降りのときにずぶぬれになってる自分を想像して、それを回避したくて事前に購入するのかもしれません。
このように、その必要性は、結局不安や、喜びを元にして、掘り下げて行くことで「あ、じゃあ確かに自分には必要だよね」と思わせる(かつ、ある部分それは事実)ことによって、生じる
という風に、本書では言ってるんだと私は思いました。
そのために、どういう手順ふんで行けば上手く相手から情報を引き出したりできるかというのが結構細かく書いてあります。
そんな本書、私は非常に気に入りました。
説明が具体的だし、なにより応用できそうです。
原則が
・必要性を感じてもらうには
(1)喜び
(2)不安
のどちらかを刺激するしかない
というところにあるので、あとは自分なりにそれをどう達成するかを考えればいいという所に応用が利きそうです。
この本の内容を知らずして、ビジネスをやっていた自分がもったいなく感じます。
買わないことによって、すごく時間を損していた、また今後も損しているんじゃないかなーとさえ思ってしまいました。
そんな本書でした。