毎回同じことで不快感を感じる時は無意識の仕業を疑え!
私の体験
SNSで突然、友人がグループから離れた。
そのグループは参加人数が少なく5人くらいだった。
突如、何も言わずにグループから去るメンバー。
他の3人は何も思わなかったようだが、私は「あれ?なんで彼はグループにいないの?」と思った。
やりとりこそ多くないものの、親密なメンバーのグループだった。
決してSNSでの付き合いではなく、現実世界での付き合いをSNS上でもつなげてみたという感じだった。
私は怒りは覚えないものの、不快感を覚えてしまい、どうしても彼が
「自分は、このメンバーとは付き合っていく気がない(からグループから去った)」
としか捉えられなかった。
しかし、繰り返すが他の3人は何とも思っていないようだ。
このケースは他のことでもよくある
私にはこのようなケースが多い。
- 突然メールを送ってもアドレスが変わっておりエラーが返って来る
も同様のケースだ。
この場合も、
「自分は、あなたとは付き合っていく気がない(からメルアド変更を教えない)」
と思っているんだろうな と捉えてしまう癖がある。
しらずしらず [ レナード・ムロディナウ ] P.328
わたしたちは、信じたい事実を選ぶ。
友人や恋人や伴侶を選ぶ時には、自分が相手をどう見ているかだけでなく、相手が自分をどう見ているかも判断の理由になる。
…略…
さらには幸せをつかめるよう背中を押してくれるものをいともたやすく受け入れられるというのは、人間の心に備わった天賦の才である。
こう思う(不快に感じる)理屈
行動は言葉よりも真実を語っている気がする。
なので、何も言わずに去ると言うことはあまり相手が自分のことを気にしていないといっているのと同じと受け取れてしまう。
「相手が自分をどう見ているか」
が気になり、友人として扱うべきかどうか迷う。
さらに、そういう存在の人は自分にとって「幸せをつかめるよう背中を押してくれるもの」にはなりづらい。
一応、
彼が「自分は、このメンバーとは付き合っていく気がない(からグループから去った)」
と思う理由は上記の理屈なのだが、それ以外の発想で捉えることができない。
パターン化されてしまって、この解釈は機械的なのだと(思いたくないけど)思われる。
下記のように。
しらずしらず [ レナード・ムロディナウ ] P.9、10
毎週木曜日の夜8時ころには母に電話をかけることにしていた。
しかし、あるときたまたま電話をしなかった。
たいていの親なら、私が忘れたか、または、ようやく「一人前」になってでかけているのだと考えただろう。
しかし、私の母は違うふうに解釈した。
…略…
電話してこられないのは、私がひどい怪我をして近くの病院で鎮静剤を打たれているからだと決めつけ、どうしてそれを隠しているのかとルームメイトを責めはじめたのだという。
真夜中頃になると、母の想像力はそのシナリオをさらに何段階か膨らませ、ルームメイトに、私が死んだのを隠しているのかと責め立てるようになった。
「どうしてそんな嘘をつくの?すぐにばれるわよ」と。
…略…
母はそれぞれの行動の意味を解釈するうえで、ほとんどの人とは違う辞書と独自の文法規則を使った。その解釈は意識的に導くものではなく、母にとっては機械的なものになっていった。
こういった、無意識下での思考(機械的な解釈をする思考)をなんとかしたいなと思い、色々本読んだりしている毎日です。
まずは、機械的なのかもしれないな と思うことが脱出する第一歩かもと思っています。
自分に価値がないと思った時に読む本 P.40
人々が自分に調和してくれるように望むのは非常に愚かだ
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