モテの定理 レビュー
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タイトル:モテの定理
作者:ぐっどうぃる博士
内容的には
「モテない男性のための、効率的に不特定の女性にモテる確率をあげる方法」
と言った所でしょう。
ポイントは
決して「狙った女性から確実にモテる方法」
ではない
と言う所です。
そして、それは「人間関係の定理」につながります。
博士は、この本の中で、一般的に人間(特に女性)がどう感じやすいかを述べています。
そして、それを利用して、様々な戦略を立てています。
だからこそ、自分自身で応用を利かせないと、「狙った人」には通用しない可能性があります。
人間はそんなに単純ではない その一方で、 人間にはある程度共通した面がある
のは事実です。
私は、モテたいのもありますが、それよりも、普段の人間関係に応用できるのではないかという数々の内容がこの本にはあったと思います。
本書の一番の価値はそこだと思います。
例えば、
モテの定理 [ ぐっどうぃる博士 ] P.114
相手を好きにさせるポイントは、どれだけの時間「相手を思いどおりにしたいと思わせたか」「相手を手に入れたいと思わせたか」です。
ここからは、ビジネスにつなげられそうな気がします。
相手に自分の商品を買ってもらったり、自分の店を使ってもらったりするには、その商品の価値を伝えることもまっとうですが、価値がなくても「手に入れたいと思わせる」それだけで、飛ぶ様に売れるかもしれない
とかなんか、そういう発展もできるのではとか考えました。
モテの定理 女心を知り、恋愛勝者になる究極の戦略【DVD付き】 P.170
「相手を安心させること」
…略…
のためにすべきことは単純です。
それは、「最初に会ったときに、自分の考えや価値観を話さない」ということです。
もし、電気屋さんであなた扮する店員にお客さんが「どの掃除機が良いんですか?」と聞いてきたとします。
「最初から、これがNO.1です!かくかくしかじかで、これが良いと思います!」
といっても、それに共感できない人は「ふーん」で終わるかもしれません。
一方、「どういう所を重視されます?」とかワンクッションおいて聞いてから、
「その場合のNO.1はこれで、オススメです!」
とかいえば自分の価値観への一致+店員のお墨付きになり、買ってくれやすいかもしれません。
このように人生レベルで応用が利きそうなことが満載だったので、非常にためになる良い本だと思いました。
なので、女性が買っても役に立つと思います。
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