今日のふと思う:安全な道はない
やっぱ、久々に読んでみてすっごく素晴らしいなと思ったので皆さんにも是非。
これから社会に出るきみへ [ エドワ-ド・ホフマン ] P.156
安全な道はない
アリス・ホフマン
わたしは科学者でも数学者でもありませんが、それでも、世の中のあることに関する可能性を教えることが出来ます。
わたしがある仕事(秘書の仕事)から離れて別の仕事を始めた日に、それを発見したのです。
それは「思いきってやってみる」ということです。
みなさんは、義務として強制されることではなくて、自分がしたいと思うことをしなくてはなりません。
わたしは、どうやって生活費を稼ぐかを考えることをおやめなさい、と言うのではありません。
将来のことを考えずに、なんの目標も代替計画ももたずに現在のみに生きなさい、と言うのでもありません。
わたしが言いたいのは、安全な選択のように思えることが、まるでダメかもしれないということです。
これ、本当に実感したことがあります。
実感した時1:最初に転職した時
すっごく迷って、転職した時に、2つの会社のうちの一つを選ぶことになりました。
- 1つは知り合いがいる会社。残業がほとんどないと聞いていた。
- もう一つは知り合いはいない会社。ちょっとやりたいかもという仕事がありそうだった。
結局知り合いがいる会社に入ったのですが、その時は
「残業もないし、知り合いもいるし、安全牌な選択、無難な選択だから”嫌な思い”とかはしないだろう」
と思ってました。
しかし、蓋を空けてみると、
1ヶ月もしたら、残業の嵐だし、その他もろもろすっごく辛かった。
その時心から「なぜ無難な選択をしたはずなのに、こんなに辛くなるのだろう?無難なんてそんな選択はないのかも」と思いました。
実感した時2:恋愛にて
ある時、すっごく、むこうからもアプローチが積極で自分もまあいいかなと思っている人がいました。
だいたい、人間って余裕があるときは伸ばし伸ばしにしてしまう性質があると私は思っています。(少なくとも私はそうです。)
むこうも積極的だったので、私は余裕があったのです。
これは、90%は固いだろう!と本当に思いました。
しばらくした時に、付き合ってくれと言ったのですが、既に相手には恋人ができていました。
直前まであんなに積極的だったのに、そんなことが起きるのか?マジで??
と思いました。
まあ、色々端折って書いてはいるので、なんとも言えないのかもしれませんが、言いたかったのは
「うまくいく、うまくいく と思ってやったことは意外にうまくいかないものだ」
という教訓をその時得ました。ということです。
私は心から「安全な道はない」というこの人の言葉に同意します。
あなたもそう思ったときはないですか?