ポジティブ心理学系リンク集(選択についての面白い講演)
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2014/1/14 その2 選択についての面白い講演。
Barry Schwartz: The paradox of choice | Video on TED.com
<ざっくりメモ>
選択することに迷った時に何度もみたいと思えた。
バリー・シュワルツ氏が語る、選択のパラドックスについて
・繁栄するには自由がいる。
個人の自由を最大にすることが良いことと考えられている。
自由を与える=選択を与える ことである。
・現代は選択の自由度が凄く高い時代。
→例えば、医者からも選択を迫られる。
(Aという治療とBという治療、リスクはこうこうあるけど、どちらにしましょうか?)
自分で選択する短所
これには2つの悪い効果がある
(1)無力感を産む。
→多すぎて選択できない。何が良いことなのかと考えてしまう。
(2)決断の結果に対して得られる満足度が低い
→取らなかった選択肢が良い選択をしてても、不満を感じさせる物となる。
(今まで選択が完璧であったためしがありますか?)
→比較対象の良い所を想像し、どんなに良い選択であってもその満足度を差し引いて行くので。(機会費用)
→期待値が増大してしまうので。
(選択肢が多いと完璧を望んでしまう。良い選択をしても、満足度を下げる)
・責任を自分の物として捉えてしまう。(一つしかなければ、自分のせいだとは思わないが、これだけの中から選んで失敗した場合、それは自分の選択ミスだとしか思えない)
ということで
●期待値を低く持つことが幸せのカギ。
●選択肢はないとだめだが、ありすぎると駄目。
●物質的豊かさを貧しい人に分けると、豊かな人も幸せになる。
●自由が有ると、得られるのは無力感。そして満足度が低下する。